アメリカはどれほどひどい国か   

2011年 09月 20日

アメリカはどれほどひどい国か/日下公人 高山正之/PHP研究所/2009

アメリカという国の歴史的経緯を対談形式で解説した本である。
アメリカという国の狡さを知らない方は読んでおくべきだろう。

改めて読み直してみて、気になるのは、72頁にある、アメリカの金融危機に対する我が国がとるべきスタンスのくだりの部分であるが、中川昭一元大臣はこの本に書いてあることと同じような趣旨で対応し、酩酊事件で大臣を辞職する羽目になったが、著者たちはそのことにさらっとふれているのが腑に落ちないのだ。
過去の著作で、おれは何でも見通しているんだ的な書きぶりを見せられた私には肩すかしを食わされているような気がするのだ。

また、部分的に、高山正之の過去の著作と重複部分がある。さらに、雑誌記事をそのまま加工して本にするという、一粒で二度美味しい手法は、他の著作でもそうなので、ちょっとやりすぎではないかと思う。
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by seikouudokunohito | 2011-09-20 18:18 | 書評 国際 | Comments(0)

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