GHQ焚書図書開封3   

2011年 09月 18日

GHQ焚書図書開封3/西尾幹二/徳間書店/2009

日本人の心をテーマにし、焚書にされた本に解説が加えられる読書案内の本である。

巻末に溝口郁夫氏による、侵略、侵略戦争の用語の起源についての調査結果がある。

読んで思うことは、なぜ、手記の類まで焚書対象に選定したのかという疑問である。
選んだ人が東大文学部の3人の学者だったので、学会内の派閥論争の感覚で個人的に気に入らない人たちの著作を抹殺したいと考えたのであろう。

菊池寛の「大衆明治史」は、この時代の名著とされるものであり、焚書を指導した東大の社会学者にとって邪魔な存在だったのであろう。
東大文学部という組織の思想的偏向を疑わざるを得ない。
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by seikouudokunohito | 2011-09-18 04:02 | 書評 歴史 | Comments(0)

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