ますらをの道 武蔵・道元・山鹿素行   

2011年 08月 10日

ますらをの道 武蔵・道元・山鹿素行/安岡正篤/DCS/2003

安岡正篤が、大正13年、27歳の時に、海軍大学校にて、海軍将校たちの前で「武士道哲学新論」を講演し、山本五十六中佐(後の連合艦隊司令長官)が監事をつとめた、その講義録である。

見出を順番に列挙すると、序論、鎌倉時代の精神的復活、禅の武士道精神、道元の禅風、武蔵の剣道と心法、山鹿素行の士道論、副島種臣と中庸の哲学、結論となる。

新渡戸稲造の武士道が外国人向けに平易に書かれた本だとすれば、安岡正篤のこの本は、日本人向けに書かれた武士道の本であるといえる。
27歳にして格式かつ緊張感ある文章であることについて、私は驚きを禁じえないし、その点において、新渡戸稲造の本よりも高い評価が与えられるべき本ではないかと思う。
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by seikouudokunohito | 2011-08-10 19:19 | 書評 哲学 | Comments(0)

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