権力の影 外交評議会「CFR」とアメリカの衰退   

2017年 02月 24日

権力の影 外交評議会「CFR」とアメリカの衰退/ジェームス・パーロフ/馬野周二訳/1992


国際金融資本に、支配されおもちゃにされているアメリカ政治について、外交評議会という組織を通して検証を試みた本。
アメリカは、彼らによって発展させれら、軍事大国化させられ、戦争させられ、今は難民を受け入れさせられている。
難民受け入れというのは、派手な戦争がしにくいので、代替手段としてアメリカを劣化させようとしているととれる。

金持ちが、国家丸ごと劣化させ、狙うのは、人類全体の奴隷化計画ということになるのだろう。

トランプ大統領は、彼らと対峙する勢力に位置づけられる。
当然、暗殺のリスクに晒されている。
本書の最後に、撃墜された大韓航空機に搭乗していた、マクドナルド下院議員、その妻、令息の画像がある。
マクドナルド議員も、外交評議会を通じてアメリカを支配してきた正体を知り、取り戻そうとしたのであろう。

本書が刊行されて25年経過した。
しかし、内容的に古さを感じない。翻訳もこなれている。
馬野周二氏が手がけた本は、もっと評価されるべきだ。埋もれさせてはならない本という意味である。


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# by seikouudokunohito | 2017-02-24 16:15 | 書評 歴史 | Comments(0)

壊される日本 「心」の文明の危機    

2017年 02月 18日

壊される日本 「心」の文明の危機/馬野周二/プレジデント社/1993


私が、うまく書いたとしても、以下の書評には達しないと思うので、転載させていただく。
渡部悌治の「ユダヤは日本に何をしたか」の思想哲学編という位置づけで読めば、世界を陰で操ろうとする勢力についての理解が進むと考える。
隠れた名著と断言してもいいだろう。


日本の危機の本質を的確に捉えた本 投稿者 本が好き 投稿日 2007/12/23
形式: ハードカバー
 昨今、副島隆彦氏の「属国・日本論」、吉川元忠氏の「国富消尽」等、日本の危機に警鐘を鳴らしてくれる本が少しづつ出てきているが1993年の時点で的確に日本に危機に警鐘を鳴らしてくれる本があったとは、科学者の生真面目さで事実を丹念に集めて分析して真実を衝き止めようとする歴史工学の提唱者でもある著者の警鐘の書。
 バブルの発生と崩壊が、性急な自由化によって起きる歪を利用して中小の金融機関を潰し略奪するための人為的操作との指摘は的確といえる。 歴史の分析から一握り集団によって歴史が動かされてきた可能性とその渦中でいい様に操られてきた日本の実態が俯瞰できる。 ただヒトラーに関する記述に関しては、著者の捕らえ方に対して、ヒトラー自身がユダヤ人であり戦後アルゼンチンに逃亡して生き延びたという説もある。 全体として日本の置かれた危機の状況を俯瞰するのに適した本ではないかといえる。


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# by seikouudokunohito | 2017-02-18 18:28 | 書評 日本論・國體 | Comments(0)

天皇の金塊   

2017年 02月 06日

天皇の金塊/高橋五郎/学研/2008


ジャンル的には、ノンフィクションに相当するが、昭和史に係わる不可解な部分について、豊富な情報、独自調査網を駆使してまとめた本。
歴史書とは言い難い部分はあるが、もし興味あれば、個別に歴史学的手法で検証すればいいだけのことであろう。


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# by seikouudokunohito | 2017-02-06 10:55 | 書評 ノンフィクション | Comments(0)

あなたの知らない「天皇家」お金の秘密 天皇家の経済学   

2017年 02月 01日

あなたの知らない「天皇家」お金の秘密 天皇家の経済学/吉田祐二/洋泉社/2016

本書は、戦前の天皇家の財産を分析、突出した日本最大の財閥であると結論づけている。

戦後は、財閥解体で最も影響を受けたのが皇室資産であるとし、実質かなりの部分が、GHQに接収されたとしている。また、本書は、戦後、日本企業の株主構造が持ち合いになったのは、皇室財産だった株券を各企業が引き受けた結果であろうと、指摘している。

アメリカ政府が、日本政府に株主の持ち合いをやめるべきだという指摘をしたのは、戦前の皇室資産処理がなされていない、という意味だったのであろう。


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# by seikouudokunohito | 2017-02-01 20:26 | 書評 金融経済 | Comments(0)

「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!   

2017年 01月 24日

「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!/馬淵睦夫/ワック/2014

ロシア革命はロシアとユダヤ金融資本の積年の対立の結果ひき起こされたもの、国際機関の主権制限、アメリカの歴史は通貨発行を巡る戦い、ホワイトハウスもウオールストリートも社会主義者だらけ、というテーマに沿って、馬淵睦夫の持論が展開された本。
史料的価値は左程なく、読み物して評価されるに過ぎないが、あと半世紀もすれば、書いてあることと証拠が一致するのではないかと、私は予想する。

ウオールストリート、すなわち、国際金融資本家たちが社会主義者だったことで、歴史的に不可解だった近現代史のシナリオが説明がつく、ことは驚きである。

おそらく、事実はそうなのだろう。


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# by seikouudokunohito | 2017-01-24 14:19 | 書評 歴史 | Comments(0)

日本の歴史のを解く9つの鍵 古代~幕末編   

2017年 01月 20日

日本の歴史のを解く9つの鍵 古代~幕末編/岡崎久彦、渡部昇一、石平/海竜社/2009


元外交官、元英文学者、元中国人、多彩な経歴を持つ3人の視点で書かれた、日本論、どちらかと言うと國體論に近いような気がする。
この本は、見出しが面白い。設定された國體論的9つの論点について、3者それぞれの視点で論じるのだ。
特に、見出しの立て方が素晴らしい。

読んでいて飽きないどころか、読んだ方が勇気づけられるのである。
この本に書いてあることなどを通じて、我々は自国の歴史、文化、伝統について自身を持つべきではないか、というのが率直な感想である。

古書価格はパッとしないが、この本の存在価値は高いと考えるのである。


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# by seikouudokunohito | 2017-01-20 19:52 | 書評 日本論・國體 | Comments(0)

世界を操るグローバリズムの洗脳を解く 日本人が知るべき「世界史の真実」   

2017年 01月 18日

世界を操るグローバリズムの洗脳を解く 日本人が知るべき「世界史の真実」/馬淵睦夫/悟空出版/2015


世界史レベルの歴史を動かしてきた勢力に視点を当て、アメリカ、ロシアを動かしてきた勢力と連なる重要な世界史的史実について、どういう勢力が何を意図しどう行動したか、について解説した、陰謀論的歴史観と現実の史実をセットにしてつなぎ合わせた好著。

著者は、資本主義国家の上に、マネー独裁が、共産主義国家の上に共産党がそれぞれ位置し、そういう思想は両方ともユダヤ人が世界支配のために編み出した悪知恵であること、国際連盟も国際連合も国家主権制限する前提で編み出された世界統一組織の一形態であるとする著者の指摘には納得せざるを得ない。


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# by seikouudokunohito | 2017-01-18 21:06 | 書評 歴史 | Comments(0)

零戦撃墜王 空戦八年の回顧   

2017年 01月 15日

零戦撃墜王 空戦八年の回顧/岩本徹三/今日の話題社/1987


大東亜戦争における、日米の戦闘機パイロットで最も撃墜数が多いと言われる、岩本徹三が書いた、空戦8年間の記録。
本書は、著者がノート3冊に書きためたものを、死後、出版化となった。
著者のノートにはびっしり書きためてあったと出版社は認めている。

撃墜王、命を削り、特攻隊の護衛という過酷な任務を全う、戦艦大和の仇討と称し同海域でのアメリカの戦闘機を撃墜したことなど、さすが零ファイターにふさわしい。
本書の冒頭に、著者岩本徹三の終戦直前の写真がある。
多分に困難な任務だらけだったと思うが、八年間、空戦を全うされたそのスキル、熱意、度胸、決断に、一人の日本人として、脱帽するしかない。

一方で、ミッドウエーでの敗戦を報告を怠り、戦艦大和ホテルでのんびりと貴族気分で過ごしていたであろう、あの司令長官とその参謀たちは
戦争遂行に不必要な存在だったと思わざるを得ない。

無論、著者は、そんなことは書いていない。が、任務を全うした者の戦時中の態度は賞賛に値する。


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# by seikouudokunohito | 2017-01-15 17:20 | 書評 軍事 | Comments(0)