人生信條   

2011年 05月 17日

人生信條/安岡正篤/到知出版社

昭和58年に逝去された、故安岡正篤氏の師友の友の改題として刊行された本である。

タイトルどおり、日本人の心の拠り所となる価値のある本である。

また、この本は政治家の必読書となりうる本でもある。

なぜなら、私が知る限り、国家と個人の在り様についてふれている日本人唯一の書であると言っても過言ではない。

巷に、売国議員ばかりあふれる昨今、この本によって政治理念、政治信条に目覚める若き候補者が生まれ育まれんことを祈念する次第である。
[PR]

# by seikouudokunohito | 2011-05-17 10:12 | 書評 人生論 | Comments(0)

すらすら読める養生訓   

2011年 05月 17日

すらすら読める養生訓/立原昭二/講談社

貝原益軒の養生訓の本である。
しかし、どうしても大きな文字で読みたいので、学術的な価値などにこだわらず、この本を選んだ。

読む前から、本の評価をするのは変な話だが、実は本屋で何度か立ち読みしているので内容はわかっているのである。

どうしても座右の書にしたかった本なのだが、どの本も文字が小さく読んでて疲れを覚えたので、この本を見つけてこれだ!と思った。

本の紹介は、私があれこれ言うより、著者の紹介の方がが素晴らしいと思うので、こちらをご紹介させていただく。
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%99%E3%82%89%E3%81%99%E3%82%89%E8%AA%AD%E3%82%81%E3%82%8B%E9%A4%8A%E7%94%9F%E8%A8%93-%E7%AB%8B%E5%B7%9D-%E6%98%AD%E4%BA%8C/dp/406212582X/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1264763275&sr=1-4

出版社 / 著者からの内容紹介
「養生の術をまなんで、よくわが身をたもつべし。長生きすれば、楽多く益多し」
ここには、長生きするのが養生の目的ではなく、老後を楽しく過ごすために養生をする、という益軒の人生哲学がある。
「養生の術は 先(まず)心気を養うべし」
『養生訓』といえば、からだの養生とすぐ思いがちだが、益軒は心の養生を優先して説いている。それは心身相関の確固とした理念、からだは心によって養われ、心はからだによって養われるという考えからである。だから益軒はまず、「養生の第一歩は心と気を養うことである」、だから「心を和らかにし、気を平らかにし」と説き、「心を養いからだを養う工夫は1つである」と言うのである。<本文より>
内容(「BOOK」データベースより)
「養生の術をまなんで、よくわが身をたもつべし。長生きすれば、楽多く益多し」ここには、長生きするのが養生の目的ではなく、老後を楽しく過ごすために養生をする、という益軒の人生哲学がある。
[PR]

# by seikouudokunohito | 2011-05-17 10:11 | 書評 人生論 | Comments(0)

暮らす技術   

2011年 05月 17日

暮らす技術/辰巳渚/宝島社新書

この本はあのベストセラーになった「捨てる技術」の続編である。

捨てる技術は、ブームになったが、当時は面白そうだと思ったが、今になって読み返してみると、「暮らす技術」の方が内容が知的レベルが高いような気がしている。

「捨てる技術」は、捨てる物を持つ人の感情をほとんど考慮しないで書かれているのかと思うほど、冷酷な書きぶりなのだが、「暮らす技術」の方は、その人の生甲斐発見につながる楽しく明るく生活するためのヒントが平明に書かれているからだ。

この本は、生活の知恵について書いてある本だと言ってもよい。

なお、この本は、「養生訓」と併読するのがいいと思う。

それくらい、この本は価値があると思うのである。
[PR]

# by seikouudokunohito | 2011-05-17 10:09 | 書評 人生論 | Comments(0)

道徳の教科書   

2011年 05月 17日

道徳の教科書/渡邉毅/PHP文庫

道徳の授業で使う素材集として、歴史上の偉人の中から、若い人に生きる手本となりうる人70人を選定し纏めた本である。

「牢獄の中でも学び続けた吉田松陰」などは大変興味深いのだが、国難のときを迎えつつある現状では、「独立国の気概を貫いた、知恵と勇気の人である聖徳太子」の話がやはり新鮮だ。

なお、付け加えておくことが一つある。偉人になることと立身出世はまったく別次元の話であるということだ。ここに出てくる70人の方は、その立場において最善を尽くした、そのことによって尊敬されるべき人物として紹介されているのであるということだ。

さりげなく、天皇家に係る知られざる数々の逸話がある。読めば読むほど、天皇制を否定する人は、日本の歴史を否定する人であって、その時点で日本人ではないことを自分で宣言したことに等しいことに気づくはずだ。
[PR]

# by seikouudokunohito | 2011-05-17 10:08 | 書評 人生論 | Comments(0)

葉隠   

2011年 05月 17日

葉隠

この本はいろいろな出版社から発売されている古典の良書である。

私は、字が大きく、いい写真がついている、PIEブックスのものをおすすめする。
http://www.piebooks.com/search/detail.php?ID=1173
写真はついていないが、タチバナ教養文庫も読みやすい。

さて、この本の内容であるが、武士の心得にしては、実に世俗的なことが書いてある。
だから、どう書評を書こうか正直戸惑った。

しかし、ある新聞記事を見て考えを変えた。

武士たるもの世事といかに係るかについて書いてある本だと思えばいいのだということを発見したからである。
[PR]

# by seikouudokunohito | 2011-05-17 10:06 | 書評 人生論 | Comments(0)

天風入門   

2011年 05月 16日

天風入門/南方哲也/講談社

中村天風の生き様と天風哲学の概要を紹介した本である。

中村天風の生き様を読んだだけでも凄いのだが、天風哲学もこれもまた独特の内容だ。

さて、私は、若い頃、西洋の哲学書を読みふけった時期があったが、どこにも自分の求める答えはなかった。だから、結核の治療法を探し世界中をまわった中村天風と同様、悩みは深かった。

哲学というものはともすれば、頭でっかちな世界なのだが、中村天風は、心身統一の生き方(哲学)を説いた。

この本を読み進めてみて最初に思うことは、もっと若い頃に出会っていれば私の人生は変わっていたかもしれないくらいの本だと思う。

また、中村天風が係わっていた方たちも大物揃いで、どんな付き合いをしていたのか興味は尽きないと同時に、中村天風の講演会を聞いた方たちが、日本の高度成長を支えたことを知るならば、この本には日本人の(精神的)強さの秘訣が書いてあると言っても過言ではないと思う。
[PR]

# by seikouudokunohito | 2011-05-16 23:12 | 書評 哲学 | Comments(0)

ビジュアル版 対訳武士道   

2011年 05月 16日

ビジュアル版 対訳武士道 /新渡戸稲造/三笠書房

新渡戸稲造が書いた「武士道」はいくつかの出版社から発売されている。その中で、最もおすすめなのがこの対訳本である。

理由は、もともとこの本が英語で出版された本だからである。

この本は、誇り高い日本人の武士道精神を解説している。
武士道は、日本が明治維新を成功させ、いち早く近代国家の仲間入りできた日本人のものの考え方の原点である。

この本は、当時の欧米でベストセラー入りし、新渡戸稲造は国際連盟の事務次長として活躍した。
そして、この本の価値は、若い頃はわからなないが年を経るごとに凄みが増す点にある。

日本人の誇りとして親から子に読み継がれるべき本だと思う。
[PR]

# by seikouudokunohito | 2011-05-16 22:13 | 書評 哲学 | Comments(0)

現代倫理学入門   

2011年 05月 16日

現代倫理学入門/加藤尚武/講談社学術文庫/1997


もともと放送大学用の教材として書かれた本であるが、内容は教科書という次元のものではなく、なかなかどうして味わいのあるものに仕上がっており、一度読んだだけで本棚行きにはならない本の一つである。

この本は、15もの今日的な倫理的な命題を取扱っており、その命題に関する現代における価値観の中から最適な結論を見出すための論理手法として、歴史に名を残したさざまの哲学者の手法を駆使することに成功している。

ともすれば、この手の本は現実社会との係わりを忘れ、難解な表現を多用し独善的かつ自己満足に陥りやすい傾向にある中で、明解かつ普通の人にわかる言葉で纏めてある点は、著者の面目躍如と言えるであろう。

この本は、真面目に読めば読むほど、この本に書いてあることの意味の重さを知ることになる、実に玄人向けの本である。
社会的に重要な事業に取り組んでいる人は、事業の推進と同様、何がしかの社会哲学を探究を志すことになるはずだが、そういう人にお薦めしたい本である。
[PR]

# by seikouudokunohito | 2011-05-16 21:56 | 書評 哲学 | Comments(0)