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言ってはいけない 残酷過ぎる真実   

2017年 06月 27日

言ってはいけない 残酷過ぎる真実/橘玲/新潮新書/2016

扱う素材は面白い。が、提示するデータの素性は外国もしくは動物関係のデータ。これでは、説得力は今一つ。
著者は作家だそうだ。
話題の書であることは認めるが、私の評価は今一つとさせていただく。金を出して読むほどの本ではない。


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by seikouudokunohito | 2017-06-27 18:44 | 書評 教育 | Comments(0)

大本営発表  改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争   

2017年 06月 21日

大本営発表  改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争/辻田真左憲/幻冬舎新書/2016

大本営報道部の戦果の誇大発表、損害の過少発表だけでなく、その組織構造的な問題点について調べた労作。
大本営報道部で、陸軍報道と海軍報道が終戦直前まで独立して存在していたことが、大本営報道問題の最大要因であるが、彼らが新聞社から接待漬けで、かつ陸海の作戦課との板挟みに遭い、まともに仕事をする気がない集団であったことが伺える。

こういう過大戦果、損害の過少発表に係わった、特に、海軍軍人が係わった戦史叢書等については、その人物が如何なる人物だったのか?戦後もいい加減なことをしていないか、アメリカの協力者ではないのか、の視点から、厳密にチェックする必要があるだろう。


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by seikouudokunohito | 2017-06-21 16:27 | 書評 軍事 | Comments(0)

英国機密ファイルの昭和天皇   

2017年 06月 16日

英国機密ファイルの昭和天皇/徳本栄一郎/新潮文庫/2009

大東亜戦争前後の昭和天皇を取り巻く、諸情勢について、英国史料を中心に分析した本。
昭和天皇は、吉田茂大使に、日英戦争回避を託したそうだが、その吉田茂は、政府の意向を確かめもせず、好き勝手に交渉した、つまり、戦争回避ではなかった可能性がある。
さらに、白洲次郎については、戦後、英国利権の代弁者として記述されており、吉田茂、白洲次郎のダーテイな部分を知る手がかりとなりそうな一冊と言えそうだ。


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by seikouudokunohito | 2017-06-16 04:48 | 書評 歴史 | Comments(0)

創価学会を斬る この日本をどうする2   

2017年 06月 16日

創価学会を斬る この日本をどうする2/藤原弘達/日新報道出版部/1969

創価学会から本書の発行に際し、妨害があったとされる当時としては話題の本。
創価学会の暗部、知られざる実態が、克明に描かれているが、その普遍性ゆえに、書かれていることは他の新興宗教にそっくり当てはまる部分がある。
そういう意味で、古さを感じさせない本ということになる。
古書でしか入手できないが、読書好きな方なら持っていて損はない本である。

それにしても、これだけ質の高い本を書きあげた著者の能力には脱帽せざるを得ない。


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by seikouudokunohito | 2017-06-16 04:40 | 書評 宗教 | Comments(0)

古書で1円本が続出している岩渕潤子の本   

2017年 06月 04日

岩渕潤子の「ヴァティカンの正体  究極のグローバル・メディア」の本を読んだ。

印象は、文章が論理的でなく、思いつくままに書きなぐっている。字数だけはそれなりにある。根拠、判断基準がはっきりしない、感情的な書きぶりが目立つ。
ところどころ、不要な文章もある。

この方、文章を書くことは好きなのに違いないのだが、タイトルと見出しとそれぞれの内容が厳密な意味で一致しない。消化不良のものを読まされている感じなのだ。精緻かつ正確に書く訓練をしてきたのであろうか。

他の本の書評を確認したところ、古書で1円本続出状態であった。

日本の文系大学教官のレベルの程度を知るモノサシになりそうな本だという評価になるだろう。


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by seikouudokunohito | 2017-06-04 19:41 | 悪書 | Comments(0)

インド・ユダヤ人の光と闇 ザビエルと異端審判・離散とカースト   

2017年 06月 04日

インド・ユダヤ人の光と闇 ザビエルと異端審判・離散とカースト/徳永恂、小岸昭/新曜社/2005

ユダヤ人の歴史的経緯、ユダヤ人属性の定義と解説、ザビエルの異端審判などについて載っている異色の歴史書。
世界史の見方が一変すると言っていいだろう。
特に、ザビエルについては、来日前において、キリスト教異端審判主導し、数々の処刑に係わった人物であり、日本史上は危険人物として扱わなくてはならないと考えるのである。
世界史の教科書執筆者は、ザビエルの裏の素顔を知らない点において、歴史を知らないのではないか、そのことがわかる本である。


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by seikouudokunohito | 2017-06-04 14:33 | 書評 歴史 | Comments(0)

皇室消滅   

2017年 06月 01日

皇室消滅/渡部昇一、中川八洋/ビジネス社/2006

渡部昇一、中川八洋の対談本。中川八洋の説について、渡部昇一がいろいろ尋ね確認するシナリオで書かれている。
渡部昇一が中川八洋に確認を求めながら、対談が進展する様子は、極めて異例である。

中川八洋は、哲学者ルソーを批判する保守の論客として知られる。
よって、中川八洋は論客中の論客、ということになる。


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by seikouudokunohito | 2017-06-01 16:28 | 書評 日本論・國體 | Comments(0)