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人種戦争 レイス・ウオー 太平洋戦争もう一つの真実   

2016年 10月 25日

人種戦争 レイス・ウオー 太平洋戦争もう一つの真実/ジェラルド・ホーン/加瀬英明監修/藤田裕行訳/祥伝社/2015

アメリカの黒人の歴史学者が、黒人の視点でみた戦争の受け止め方についてまとめてある本。
戦後、大英帝国が植民地支配を放棄せざるを得なかった背景が理解できる。

ただし、この本には、あの人はこう言った、この人はああ言ったという類の表現の羅列が多いため、筋道立てて書き直すことが必要となる。
厳密に言うと、纏め方としては中途半端なところはある。が、良い素材は提供してくれる本だという理解を持てる人には良書となるだろう。
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by seikouudokunohito | 2016-10-25 19:56 | 書評 歴史 | Comments(0)

ひと目でわかる「GHQの日本人洗脳計画」の真実   

2016年 10月 22日

ひと目でわかる「GHQの日本人洗脳計画」の真実/水間政憲/PHP研究所/2015

例によって、アサヒグラフの記事を発掘、それに解説を加えた本である。
当時の証拠写真を示したうえでの説明なので、虚偽の写真だと証明できない限り反論は難しい。
しかし、この本、少し解説がおざなりになっている箇所がある。実証的でない部分があると言いたいのである。
水間政憲一人で何もかも担当せず、歴史家と共作で出版すれば、もっと内容充実した本になったように思う。
ただ、写真主体で眺めれば、この本はこの本で史料価値はあると考える。
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by seikouudokunohito | 2016-10-22 13:49 | 書評 歴史 | Comments(0)

石の扉 フリーメーソンで読み解く世界   

2016年 10月 18日

石の扉 フリーメーソンで読み解く世界/加治将一/新潮社/2004

グラバーを始祖とするであろう、日本のフリーメーソンの入門書。
坂本竜馬、岩崎弥太郎とグラバーとの関係、戦後三菱が、グラバーに纏わる文献、資料を収集した後、これら資料を封印した逸話まで書いてある。
グラバーが何者で、どういう目的、使命を帯びて来日したのか、創世期のフリーメーソンを知る手がかりが本書にある。

おそらく著者は、フリーメーソンではないかと予想する。
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by seikouudokunohito | 2016-10-18 09:25 | 書評 歴史 | Comments(0)

日米戦争を起こしたのは誰か ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず   

2016年 10月 08日

日米戦争を起こしたのは誰か ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず/加瀬英明、藤井厳喜、稲村公望、茂木弘道/勉誠出版/2016

本書は未だ、日本で翻訳書として日本語版が出版化されていないフーバー大統領による回顧録「裏切られた自由」についてのエッセンスについて書かれた本である。
フーバー大統領によるこの本は、フーバーの政敵である点において、アメリカとして日米戦争についてルーズベルト政権に協力したものの肝心のことがフーバーに知らされていなかった点において、また大統領経験者だったフーバーがルーズベルトの狂気、戦争に係わる執念、そして対日憎悪、東京裁判史観をひっくり返しかねないほどの衝撃的なことが書かれている。
そういう事情とまた、900頁にも及ぶ大著であることから日本では出版が見送られてきた本である。

しかし、ここにきて漸く、版権を獲得した出版社が現れたそうである。版権を獲得という意味は、アメリカが出版化について合意したことを意味する。
本書「日米戦争を起こしたのは誰か ルーズベルトの罪状・フーバー大統領回顧録を論ず」は、そのエッセンスとして、フーバーの経歴、アメリカ(ルーズベルト政権)が犯した19の過ちについて言及している。

また、それだけではない。本書は、翻訳の拙さ?によって散漫な印象がある「第二次大戦に勝者なし(上、下) ウエデマイヤー回想録」について、藤井厳喜氏がエッセンスを述べている。

そういう意味で本書は、昭和史における、アメリカ人の二大回顧録の要約版ということになるし、本書に書かれていることは東京裁判史観に問題意識持たれている方であれば必読本という位置づけとなろう。
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by seikouudokunohito | 2016-10-08 15:33 | 書評 歴史 | Comments(0)

戦争犯罪国はアメリカだった! 英国人ジャーナリストが明かす東京裁判70年の虚妄   

2016年 10月 03日

戦争犯罪国はアメリカだった! 英国人ジャーナリストが明かす東京裁判70年の虚妄/ヘンリー・S・ストークス著/藤田裕行訳/ハート出版/2016

三島由紀夫の友人であった著者が三島由紀夫から促されて書いたとする本。
読みどころ満載の本である。
渡部昇一の本に書いていない箇所がいくつかある。それくらいこの本は衝撃的なのだ。
「レイス・ウオー」という本について述べた箇所があるが、日本が対米開戦を決意した背景について、この本が説明しているという見方ができる。
この本は、近現代史好きな方なら一読すべき本である。
著者は、英文にても同様の本を刊行予定であるとしており、今後の出版活動について期待したい。
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by seikouudokunohito | 2016-10-03 08:07 | 書評 歴史 | Comments(0)