カテゴリ:書評 科学技術( 3 )   

毒の事件簿 歴史は毒でつくられる   

2015年 07月 26日

毒の事件簿 歴史は毒でつくられる/斎藤勝裕/技術評論社/2012

古今東西の毒殺の歴史を、技術的かつ人間模様含めて解説した本。
技術的に、初心者向けにわかりやすいのは好感持てるが、何か一つ足りない気がする。
しかし、その不足気味なことを書けば、悪用しようと考える人がいるかもしれない、ということなのだろう。

ただ、非常に中立的な視点から書かれていることは確かである。
内容的には、ローマ教皇庁のアレクサンドル6世、トリカブト殺人事件が興味深い内容だった。
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by seikouudokunohito | 2015-07-26 16:16 | 書評 科学技術 | Comments(0)

これが結論! 日本人​と原発   

2012年 04月 11日

これが結論! 日本人​と原発/竹田恒泰/小学館新書/2012


この本は、『原発はなぜ日本にふさわしくないのか』(2011年6月・小社刊)に、原発事故後1年で判明した事実やデータ等を取り入れ、大幅に加筆し、再編集したものだそうだ。
この本に関しては、アマゾンのブックレビューは信用に値しないコメントと判断したので、別のサイトの書評を紹介する。

http://blog.goo.ne.jp/shirakawayofune001/e/2f84a034884c20eefb8f1db10b2648b7

このサイトの指摘によれば、竹田恒泰氏は根本的な勘違いがあるようだ。
なお、この本を批判している方は他にもいるようなので、インターネットで検索されることをおすすめする。

私は、読むに値しない本と評価している。
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by seikouudokunohito | 2012-04-11 13:12 | 書評 科学技術 | Comments(0)

原発はなぜ日本にふさわしくないのか   

2012年 04月 11日

原発はなぜ日本にふさわしくないのか/竹田恒泰/小学館/2011


内容紹介にこう書いてある。
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原発には愛がない。「親日・脱原発」への道

これまで日本人は元寇、明治維新、日露戦争、敗戦など幾度もの国難を君臣一体となって乗り越えてきた。人類史上最大級の東日本大震災でも、取り乱すことなく、他者を思いやり、整然と行動する日本人の姿を世界は賞賛した。明治天皇の御製「しきしまの大和心のををしさは ことある時ぞあらはれにける」のとおり、日本人の「雄々しさ」はこの未曾有の惨禍さえ乗り越えるはずだった、原発事故さえなければ…。
日本を覆った放射能による暗雲は、悲しいかな、国民の雄々しさを以てしても晴らし難いのだ。
そもそも神々の「国産み」によってできたという神話を持つ我が国に、「神々の領域を冒した存在」である原子力発電はそぐわなかったのだ。なぜかこれまで、「保守=原発賛成、左翼=原発反対」であったが、先入感を排して考えてみよう。
「原発には愛がありません。本来、保守主義者であれば、日本の国柄に合わず、陛下の宸襟(しんきん)を悩ます可能性のあった原発には反対すべきだったのです」--環境問題の専門家でもある皇統保守の著者が、「親日・反原発」という新たな視点から日本と原発を語る。

内容(「BOOK」データベースより)
日本を覆った放射能による暗雲は、悲しいかな、国民の雄々しさを以てしても晴らし難い。そもそも神々の「国産み」によってできた我が国に、「神々の領域を冒した存在」である原子力発電はそぐわなかったのだ。「原発には愛がない。本来、保守こそ、日本の国柄に合わない原発には反対すべきなのです」―環境問題の専門家でもある皇統保守の著者が、まったく新たな視点から説く、刮目の反原発論。

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技術論でない視点から原発云々する点、講演会などでこの本の売れ残りの購入を再三呼びかけていることを聞き及び、この本は読むに値しない本と考えます。
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by seikouudokunohito | 2012-04-11 13:06 | 書評 科学技術 | Comments(0)