カテゴリ:書評 国際( 10 )   

ほんとうは共産党が嫌いな中国人 「日本羨望」「反体制」の本音を語った   

2016年 08月 31日

ほんとうは共産党が嫌いな中国人 「日本羨望」「反体制」の本音を語った/宇田川敬介/PHP新書/2015

所属と所在を伏せて、いろいろな境遇にある中国人の本音を取材した、珍しい本。
どの中国人も立場は違えど、日本は素晴らしい国だと評価している。

日本の左翼政党やマスコミ記者たちが日本は悪い国、日本という国などどうなってもかまわないという発想に凝り固まっているのと正反対である。
書いてあることは、本音に違いないと思うが、所属と所在を伏せた本が氾濫することは、二番煎じの本を生み、それが仮に間違いだらけの本だとしても何らお咎めなしという事態を招く、すなわち書き手のモラルハザードをもたらす点について、懸念する。
そうは言っても日中間の外交政策について勉強したい人には格好の教材となるだろう。
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by seikouudokunohito | 2016-08-31 16:09 | 書評 国際 | Comments(0)

朝鮮半島をどう見るか   

2015年 06月 10日

朝鮮半島をどう見るか/木村幹/集英社新書/2004

出版された時期においては、常識的視点からの、出版化ではなかったかと評価できるかもしれないが、日韓関係史を知れば知るほど、韓国とは、意思疎通はおろか、議論、当たり前の契約履行も期待できないことを多くの日本人は気づきつつある。

著者は大学の教官として、韓国に関心を示す(帰化)日本人学生向けに、この本を書いているようである。

私は、安重根による伊藤博文暗殺、関東大震災での朝鮮人暴動、敗戦直後の朝鮮進駐軍による暴虐、満州引揚者に対する凌辱・殺人、竹島不当占領、慰安婦問題、世界遺産登録、神社・仏閣油撒き事件、靖国神社などでの韓国人による騒動、サッカーや柔道の試合での韓国人選手による反則の続出、李明博大統領による天皇陛下に対する侮辱、パククネ大統領による告げ口外交などにより、韓国人とまったく係わる気がしなくなった。

2010年くらいまでは、まだ、私のように考える人は少なかった。日本人は抑制した行動をとってきた。韓国が一線を越え、気が狂ったように、日本を目の敵にしているに過ぎないことは、誰の目から見ても明らかである。

大学教官として、社会的役割を認識するのであれば、もはや日本人に対し、何かを要請するとか義務を課すことではなかろう。なぜなら、問題となっている騒動の発端の原因が、韓国側にあるからだ。

それなりの大学を卒業しそれなりの大学の教官をしているという自覚があるのなら、学生の韓国に対する研究態度教育の本ではなく、常識を逸脱した韓国ならびに韓国人の態度・言動がどう是正されるべきかという前提で、本を出版してもらいたいというのが、この本を読んだ率直な感想である。

十分に日本人は、韓国に配慮してきたはずだ。日本人は限界を越えたのだ。

そういう意味で、現時点では、私にとっては役に立たない本であるし、著者は、視点を示しているだけで、結論を書いていない点も不満である。
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by seikouudokunohito | 2015-06-10 07:16 | 書評 国際 | Comments(0)

ユダヤ七大財閥の世界戦略 世界経済を牛耳る知られざる巨大財閥の謎   

2014年 12月 21日

ユダヤ七大財閥の世界戦略 世界経済を牛耳る知られざる巨大財閥の謎/太田竜/日本文芸社/1991

戦前のユダヤ本を参照しつつ戦後実際に起きた事件等を解説した歴史書的な本。

断定的に書いてあるが、著者として簡単に書くとこうなるという受け取り方が必要である。

ジャンル的に、どう分類すべきか難しい本ではあるが、戦前のユダヤ本、タルムード、プロトコルを知っているのであれば、トンデモ本扱いする必要はなく、むしろ、この本をヒントに、その種の集団が存在し、その末端組織構成員がどこかにおり、時々シッポを出すのでそのシッポを歴史史料とするくらいの感覚が必要かもしれない。
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by seikouudokunohito | 2014-12-21 08:03 | 書評 国際 | Comments(0)

悪韓論   

2014年 08月 23日

悪韓論/室谷克実/新潮新書/2013

韓国という国の近年の状況について解説した本。

はじめに、序章、おわりにの3箇所だけは必読箇所である。

はじめに、にはこう書いてある。

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現実の韓国とは、文明の終わりを思わすような悪辣な思考と行動、風習、風俗が闊歩する社会だ。それなのにぴかぴかの国であるかのように虚言を重ね、ドラマや製品ばかりではなく、悪辣な思考と行動、風習、風俗を内包する韓国型生活様式、いわばコリアン・ウェイ・オブ・ライフそのものを海外へ輸出し、海外で増殖させようとしている。これも韓国民族優先思想、換言すれば小児病的な小中華思想に発する行為だ

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この国は、儒教国だとしているが、実態は、儒教概念とはほど遠い。自民党の宮川典子議員は、韓国の道徳教育を絶賛したことが話題となったことがあるが、絶賛するどころか、韓国人の道徳のなさを疑うべきだった。

商品紹介には、こう書かれている。
マスコミが紹介する韓国の実態は、とんでもない実態であり、韓流ドラマどころか、政治、歴史、企業活動、人々も病んでいるとしか思えない。
マスコミが垂れ流す、韓国見習え論は、まったくのデタラメであるのだ。



内容紹介

こんな国から学ぶべきことなど一つとしてあるはずがない! 韓国メディア自身が図らずも報じていた民族に染み付いた悪弊、悪習の数々。そして外見は華やかでも内部は貧弱な《外華内貧》の国柄とは。隣国の姿を冷徹に捉える。


内容(「BOOK」データベースより)

勤勉で高学歴な国民、急成長する経済力、世界に冠たる技術力―すべては、貧しき内実を華やかな外見で糊塗する隣国の悪しきまやかしだった。李王朝時代から続く凄まじい差別意識、異様なまでの学歴崇拝、熟練工も育たない歪んだ技術蔑視。それが彼らの真の姿である。冷厳な眼で韓国を捉えてきた論客が、韓国メディア自身が図らずも報じていた「外華内貧」の実態を見ながら、その底流にある思考、行動、風習に迫る。


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はじめに

序章 李王朝の昔から続く宿痾

滅私奉公とは逆の価値観/儒教は武器、儒教に基づく政はなかった/水の漏れない桶・樽も作れなかったので/「君子不器」の精神で世は回る

第一章 韓国コンプレックスに陥ることなかれ

韓流オバさんの世迷言/教育熱強国であることは間違いない/法定最低賃金を守らなくても処罰されない国/失業率優等生国、その統計の「裏側」/「サムスン財閥」の雄姿に潜む歪み

第二章 格差王国の身分制度

大卒でなければ人間扱いされない/大手財閥系はブルーカラーも高給/オフィスの人口密度が違いすぎる/「大部屋重役」のいない国/一社に社長が十六人!?/進歩的労組が“職場世襲”を要求

第三章 就職浪人大国の悲惨

大卒新入社員の平均年齢は二十八歳超/国民の〇・六%が「留学ないしは遊学中」/米国には韓国人専用大学が!?/兵隊のライタイハンの次は留学生のコピノ/大学を出ても半数は職がない/「学歴過剰大国」症は昂進する/「ニート大国」症候群も悪化する/カップラーメンと焼酎で「消日」

第四章 短期退職者が溢れる国に匠はいない

「超」短期退職者がいっぱい/一番人気・最も尊敬される企業でも/どんな汚い術を使おうと勝てばいい/鉄拳制裁健在、七三%が“会社うつ病”/四十五歳定年の仕組み/最高のバイトは事務補助、最低は……/生産職は定年延長、事務職には希望退職/ヒムドゥロヨとケンチャナヨの大合唱

第五章 長時間労働大国の怠慢

OECD労働統計の罠/「韓国人は勤勉」とは外国人観光客向け/自分の苗字も漢字では書けない/ソウルの板長が吠えた/怖いからKTX乗車はご遠慮致します

第六章 嘘吐き大国は《外華内貧》で老人自殺大国

韓国紙にここまで載っているのに/嘘を重ねて自縄自縛になると/大統領夫妻が美容整形した輝かしい歴史/結婚「式」だけの費用が年収を上回る/子育てと産業化に邁進した高齢者は今

第七章 詐欺大国の上に訴訟大国

「謝罪させたい」という欲望/保険金詐欺は医師の協力が不可欠/交通事故の入院率五八・五%、日本の九・五倍/請求権、詐取を企図して詐欺に遭う/「犯罪大国」でもある/国民の一%超が年に一回告訴する国/国際法廷を逃げ回る訴訟大国

第八章 高級マンションはヤミ金大国の象徴

世にも不思議な伝貰というシステム/ヤミ金市場があるから成り立っている/「資金の出所は一切問わない」と呼び掛けた軍事政権/本当は博打大国/静かな下落で「損切り」できないまま/リーマンショックを奇貨としたウォン安操作/関心事は給料日とカード決済額/家計負債という時限爆弾

第九章 お笑い欺術大国、だから原発が恐ろしい

就職のために金を払うか――イエス三〇%超/月給の何倍も稼げるから/原発「不正部品」納入の闇/「技術大国」ではなく「欺術大国」/超公然たるキックバックの手法があった

第十章 恩赦大国に腐臭なき人はいるのか

「民・民汚職」の常識/警察官とは、昔から悪い人の代名詞/朴槿恵が首相候補に指名した元憲裁所長も/お笑い「就任二十五周年記念でグループ内恩赦」

第十一章 韓国型生活様式が内包する売買春天国

ソウル特派員はなぜ送稿しなかった/傷痕だらけの「性史」が今も続く/専業売春婦と副業売春婦/老人には老人専門売春婦が偽バイアグラで/「システムを輸出、人員も派遣」で悪の世界拡散/文明終末の様相、ここにあり

終章 「大国」「強国」だらけのウリナラ

ついに「グレート・コリア」の主張が出た/総合でも「大国」になってしまった/李王朝時代より進歩したのか

おわりに
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by seikouudokunohito | 2014-08-23 16:14 | 書評 国際 | Comments(0)

呆韓論   

2014年 07月 09日

呆韓論/室谷克実/産経セレクト/2013

韓国の国情を多方面から解説した本。著者はソウル支局経験者。
多方面にわたって、韓国という国の政治、社会すべてが病んでいること
何度指摘しようが直らないこと、悪いという自覚もなく悪いことを繰り返すことなどが書かれている。

韓国人はヒトモドキと言われているのは、こうした背景があったのである。
私は、こんなとんでもない、国民性だとは思いたくもなかったが、昨今の韓国大統領の言動とネット情報により、韓国人と係わりを持つことを避けるべきだと思うようになった。

読むべき箇所をあげるとすれば、[第8章 「売春輸出大国」の鉄面皮]ではないかと思うし、特に、テレビ番組にて何かにつけて韓国ネタを語る芸能人に読ませたい本ではある。

【目次】
はじめに
序章 妄想と非常識に巻き込まれた日本
第1章 「自由と民主主義」の価値を同じくしない国
第2章 恥を知らない国際非常識国家
第3章 反日ならすぐにバレる嘘でも吐く
第4章 世界から軽蔑される哀れな反日病
第5章 歪みだらけのオンリー・イン・コリア
第6章 呆れかえるウリジナルの暴走
第7章 本当に恐ろしい人間差別大国
第8章 「売春輸出大国」の鉄面皮
第9章 わかりあえない不衛生・不法・不道徳
第1 0章 反撃の種「対馬」の仕込み方
終章 官邸、皇居の耳目役への警鐘
おわりに
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by seikouudokunohito | 2014-07-09 14:46 | 書評 国際 | Comments(0)

韓国が漢字を復活できない理由   

2014年 01月 13日

韓国が漢字を復活できない理由/豊田有恒/祥伝社新書/2012

韓国が漢字を廃止した経緯とその弊害がわかる本。
和製漢語の具体例が書いてあり、中国、韓国に伝搬し、文化的変容を与えたという史実は興味深い。

韓国に関心がない人は、隅から隅まで読む必要はない。
気になった見出しの箇所だけ読むだけで十分と思う。
ただ、「自己主張が強い理由」、「言語ナショナリズムに走る理由」だけは、理解しておくべきだろう。
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by seikouudokunohito | 2014-01-13 11:00 | 書評 国際 | Comments(0)

帰化日本人だから解る日本人の美点・弱点   

2012年 10月 27日

帰化日本人だから解る日本人の美点・弱点/黄文雄、呉善花、石平/李白社/2008

黄文雄、呉善花、石平がそれぞれのお国の事情を日本との比較で対談した本。
内容は悪くはないが、タイトルは「帰化日本人が語るお国の事情」と修正すべきだろう。
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by seikouudokunohito | 2012-10-27 17:13 | 書評 国際 | Comments(0)

黒いスイス   

2012年 07月 04日

黒いスイス/福原直樹/新潮社新書/2004

美しい自然に恵まれた国、スイスの裏の素顔を暴いた本である。

著者は毎日新聞の海外特派員としてジュネーブに滞在し、自ら取材し、この本を書いている。
書いてあることは、国土の美しさと正反対の姿である。
マネーロンダリングのことは知っていても下記の事実を知り、唖然とされる方がいるに違いない。

・ユダヤ人の大量移入対策として、スイスに入国しようとするすべてのユダヤ系ドイツ人の旅券に「J」のスタンプを押す様、ナチスに申し入れた
・ナチスの金塊を購入する一方で、ナチスに武器を輸出していた
・外国人が国籍申請すると、国籍を与えるのに適切
住民投票を行う場合がある
・相互監視社会



なお、スイスは、15~19世紀の傭兵輸出国である。
特にフランス王家とローマ教皇に雇われた衛兵隊が有名である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E5%82%AD%E5%85%B5
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by seikouudokunohito | 2012-07-04 12:30 | 書評 国際 | Comments(0)

なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか   

2011年 10月 10日

なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか/若宮 健/祥伝社新書/2010

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4396112262?ie=UTF8&tag=kokuminnokoe-22&linkCode=shr&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4396112262&ref_=sr_1_29&s=books&qid=1312542167&sr=1-29

韓国にできて、日本にできない恥辱。日本は、まともな国といえるのか!?韓国では、往時にはパチンコ店が1万5000店、売上高は日本円にして約3兆円にのぼった。それが、2006年の秋に全廃され、いまは跡かたもない。だが、その事実を伝えた日本のメディアはなく、それを知る日本人は、いまもほとんどいない。日本でいち早くそれをレポートした著者は、その後も何度も韓国を訪れ、なぜ韓国にそれができたのかを取材した。そこから見えてきたものは、日韓であまりにも対照的な社会の実態だった。
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by seikouudokunohito | 2011-10-10 16:48 | 書評 国際 | Comments(0)

アメリカはどれほどひどい国か   

2011年 09月 20日

アメリカはどれほどひどい国か/日下公人 高山正之/PHP研究所/2009

アメリカという国の歴史的経緯を対談形式で解説した本である。
アメリカという国の狡さを知らない方は読んでおくべきだろう。

改めて読み直してみて、気になるのは、72頁にある、アメリカの金融危機に対する我が国がとるべきスタンスのくだりの部分であるが、中川昭一元大臣はこの本に書いてあることと同じような趣旨で対応し、酩酊事件で大臣を辞職する羽目になったが、著者たちはそのことにさらっとふれているのが腑に落ちないのだ。
過去の著作で、おれは何でも見通しているんだ的な書きぶりを見せられた私には肩すかしを食わされているような気がするのだ。

また、部分的に、高山正之の過去の著作と重複部分がある。さらに、雑誌記事をそのまま加工して本にするという、一粒で二度美味しい手法は、他の著作でもそうなので、ちょっとやりすぎではないかと思う。
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by seikouudokunohito | 2011-09-20 18:18 | 書評 国際 | Comments(0)