カテゴリ:書評 書道( 4 )   

  

2012年 10月 11日

絆/武田双雲/ダイヤモンド社/2010

若手書道家の本である。
書の持つ可能性、書の力を予感させる本ではないかと思い、購入した。

書道はうまい字を書くと錯覚されている方は、こういう本を読むことで書の可能性に驚嘆するに違いない。

気に入った字をあげるとすれば、気、優、独、輝、咲、願、愉となる。
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by seikouudokunohito | 2012-10-11 07:06 | 書評 書道 | Comments(0)

別冊太陽 良寛   

2011年 09月 01日

別冊太陽 良寛/平凡社/2008

別冊太陽は、写真集のカテゴリーの本である。

写真集だから解説がぞんざいかと言うとそんなことは決してない。

この本については、和歌、書の解説が多いが、その中でも書の解説が深みがあるのだ。

一見、何も知らない人には、素人臭い書風に見えるが、そこには、書家の古典を研究して会得した独自のスタイルがある。
澄み切った筆線には良寛の筆意がある。

とても真似できる次元のものではない。
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by seikouudokunohito | 2011-09-01 19:05 | 書評 書道 | Comments(0)

良寛の書と生涯   

2011年 09月 01日

良寛の書と生涯/加藤僖一/考古堂書店/1991

良寛本を得意とする考古堂書店から発売された本である。
著者は書道研究家であり、良寛本を数多く執筆している。

本の内容も手慣れたものだ。

だが、写真のレイアウトの統一感がないため、読みにくい。改善の余地があるように思う。
また、後半部分の構成はいただけない。
どこかの団体の会報のような内容まで、本の一部として組み込んでいるからだ。
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by seikouudokunohito | 2011-09-01 19:04 | 書評 書道 | Comments(0)

良寛 詩歌と書の世界   

2011年 09月 01日

良寛 詩歌と書の世界/谷川敏朗/二玄社/1996

良寛の漢詩、和歌、書簡などを、それぞれ良寛の書の写真、風景写真、解説つきでA5サイズで2頁単位で読めるように企画した本である。

何より、解説があっさり書かれているのがいい。

良寛を知るには、漢詩、和歌、書簡、書、良寛に係わる風景写真、それぞれ揃える必要があるが、この本には、書の写真がついているため、たとえば和歌については、どういう字体の字であったかを確認した後、その意味を考えるような仕掛けが施されている。

それは、良寛という歌人の歌心を知るための重要な手続きだと思うのである。

紙質もよく、値段の割に良心的な本だと思う。
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by seikouudokunohito | 2011-09-01 19:04 | 書評 書道 | Comments(0)