カテゴリ:書評 教育( 11 )   

言ってはいけない 残酷過ぎる真実   

2017年 06月 27日

言ってはいけない 残酷過ぎる真実/橘玲/新潮新書/2016

扱う素材は面白い。が、提示するデータの素性は外国もしくは動物関係のデータ。これでは、説得力は今一つ。
著者は作家だそうだ。
話題の書であることは認めるが、私の評価は今一つとさせていただく。金を出して読むほどの本ではない。


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by seikouudokunohito | 2017-06-27 18:44 | 書評 教育 | Comments(0)

闘ってこそ校長 教育は真剣勝負だ 現役熱血校長先生、吼える!!   

2014年 12月 13日

闘ってこそ校長 教育は真剣勝負だ 現役熱血校長先生、吼える!!/三宅良昌/立風書房/2002

現役の高校の校長が、荒れた学校をどのようにしていわゆる、普通の高校に蘇生させたか、校長としての取り組みを自ら書き下ろした好著。

テレビなどで語る教育専門家たちが、体を張って実践したことがない程度の人たちであることが、わかる内容となっている。
全国の校長がこういう人ばかりであれば、いじめ問題がここまで放置されることはなかったように思う。

全国の教育委員会の教育委員に読むことを課すべき本である。
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by seikouudokunohito | 2014-12-13 13:21 | 書評 教育 | Comments(0)

常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 下 「研究者もどき」がつくる「教科書もどき」   

2014年 10月 23日

常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 下 「研究者もどき」がつくる「教科書もどき」/倉山満/ヒアルランド/2014

かつて、歴史教科書のブランドとして扱われた、山川日本史の高校歴史教科書の内容を徹底的にこき下ろした本。

なるほど、こういう見方があるのかと納得させられる点が多々ある。この種の本を読むと、山川に限らず、歴史教科書執筆者たちが、教科書を書く以前に、基本的な歴史の知識を持っていないのではないかと思わざるを得ない。
本当に、歴史書を読み、何が伝えるべき歴史なのかの認識があって教科書を執筆しているという自覚が、執筆者たちにあったのか?
この本は、教科書執筆者たちの無能ぶりの分析を試みている。

近現代史に係わる歴史書が続々、出版されている昨今、これら教科書執筆者たちは、自分たちさえ批判されなければいいという感覚だけで教科書の編纂に係わっているという著者の指摘は辛辣であるが、たぶん、そのとおりなのだろう。


本の紹介文を参考までにコピペさせていただく。

歴史の教養なくして、世界のなかで自国がどんな立場に置かれているかを知ることはできません。ということは、世界のなかでどうやって自国がサバイバルしていくかを考えることもできません。歴史教育が機能していないということは、そういうことになるのです。
そもそも、日本はなぜ中国大陸に進出して行ったのか?/当時の中国は国際法違反の常習犯、まともな国家にあらず/日本に「軍部」は実在しなかった/日本の政権中枢でもコミンテルンが暗躍→こんな基本のことさえ 絶対に書けない山川日本史!その明快な理由がズバリ分かります!!
その他にも本書で明らかになる歴史の真実の数々。

◎ ロンドン海軍軍縮条約は、実は日本の外交上の大きな成果
◎ 絶対に「満洲」という正しい表記はしない、というのが教科書のルール。政治的配慮から不正確な表記をするのも、ある意味ではいかにも教科書的
◎ 満洲事変という日本の運命を決めた大事件に関して、はたして日本の教科書は、日本人が反省するための素材を提供できているのか。まずはその点が問われなければならないはず
◎ ソ連はもう前世紀になくなった国だというのに、未だに批判的なことを書けない
◎ 当時の日本が侵略戦争を行ったなど、褒めすぎ。本当に侵略だったら、もう少しまともな計画があるはず。同じ時代のヒトラーやスターリンがどれだけ開戦前に緻密な陰謀を巡らせているかを知れば、比較にすらならないとわかる

山川教科書の罪は嘘を書いていることではない。重大な本当のことを書いていないことなのだ
歴史教科書問題の根源を見事に暴ききった倉山先生の戦中、戦後史の決定版!
教科書づくりを支配している実にお粗末な法則
一、教科書の編纂者は、とにかく文句をつけられるのがイヤ。
二、二十年前の通説を書く。
三、イデオロギーなど、どうでもいい。
四、書いている本人も何を言っているのか、わかっていない。
五、下手をすれば書いていることを信じていない。
六、でも、プライドが高い権威主義的記述をする。
七、そして、何を言っているのかさっぱりわからない。

内容(「BOOK」データベースより)

山川教科書の罪は嘘を書いていることではない。重大な本当のことを書いていないことなのだ。
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by seikouudokunohito | 2014-10-23 20:03 | 書評 教育 | Comments(0)

国民の教育   

2013年 06月 10日

国民の教育/渡部昇一/産経新聞ニュースサービス/2001

渡部昇一が教育論全般について語っている。

歴史、知的生活に係わるもののある。
全般的にさらりと書いてあるので、読むのに大した時間はかからない。

なお、この本に書いてあることを否定する人は、売国奴か敗戦利得者か在日朝鮮人の可能性があり、そういう方々のリトマス試験紙にこの本が使えるだろう。
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by seikouudokunohito | 2013-06-10 11:11 | 書評 教育 | Comments(0)

武家の家訓   

2012年 12月 09日

武家の家訓/吉田豊編訳/徳間書店/1972

初刊が1972年で私が手にしているのは第六刷である。つまり、この種の本は一見地味な存在だが、それなりに売れているのである。

内容的には、総論的なまえがき、戦国諸将を中心とする家訓の紹介がある。
面白いのは、語られているエピソードの数々が根も葉もない嘘の類のケースが多いこと、
戦国武将が書いたにしては内容的に穏便なものが多い一方、その武将が若い時代、敵方の武将を倒すために数々の策略を用い、人質として遣わされた親族が受けた凄惨な悲劇と慮っていないばかりか、自己矛盾をあえて説明しないようにしていることにある。

出世するには、正攻法だけで成就しないかもしれないが、他人を蹴落とし陥れて自分だけが得をする人間が遺した家訓にどれほどの価値があるだろうかという、編者の総論での指摘が実に興味深いものがある。

そうは言っても、家訓の存在は、家においては世代を結ぶ約束の絆であると考えるならば、ふさわしい家訓を検討する際に、本書のような本は役立つに違いないであろう。
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by seikouudokunohito | 2012-12-09 16:50 | 書評 教育 | Comments(0)

明治・大正・昭和…親子で読みたい 精撰尋常小学修身書   

2012年 09月 27日

明治・大正・昭和…親子で読みたい 精撰尋常小学修身書/八木秀次監修/小学館文庫/2002

戦前の尋常小学校で使用された修身の教科書を現代語に置き換え、ところどころに当時の教科書の挿絵が挿入されている。

子供中心主義の行き過ぎで教育崩壊が言われて久しいが、そのような方こそ、この本を子育てに役立てるべきと思う。

本の紹介文に、「修身には日本人が戦後ないがしろにしてきた美徳がある。(途中省略)我が子、孫と声に出して読んでみませんか。」とあるが、まさにそういう使い方ができる本だと思う。
また、学校が教えなければ、家庭で教えるという自覚が親には必要だと思う。

なお、本書では、修身を

基本
素直な心を持つ
自分を慎む
礼儀正しくする
自分の行いを律する
夢を持つ
一生懸命に働く
つらさを乗り越える
困難に立ち向かう
やるべきことを成し遂げる
合理的精神を持つ
ルールを守る
家族を尊ぶ
友だちを大切にする
思いやりの心を持つ
力を合わせて
みんなのために
日本人として
美しく生きる

と分類している。

参考としたい。
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by seikouudokunohito | 2012-09-27 18:51 | 書評 教育 | Comments(0)

12ヶ月のしきたり 知れば納得!暮らしを楽しむ   

2012年 09月 13日

12ヶ月のしきたり 知れば納得!暮らしを楽しむ
12ヶ月のしきたり 知れば納得!暮らしを楽しむ/新谷 尚紀/PHP研究所/2007

暦から冠婚葬祭までカバーする、一冊あれば便利な本。
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by seikouudokunohito | 2012-09-13 19:02 | 書評 教育 | Comments(0)

知っているようで知らない日本の作法   

2012年 09月 13日

知っているようで知らない日本の作法/森荷葉&ことば探偵団/幻冬舎コミックス/2007

文字通り知っているようで知らない日本の作法に関する本である。
会食に関するものが多い。

娯楽や効率的ばかり重視しないで、こういう本を静かに読むゆとりがあるべきだろう
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by seikouudokunohito | 2012-09-13 18:39 | 書評 教育 | Comments(0)

こんな教科書ばかりなら公立学校は信用できない   

2011年 09月 26日

外国人参政権に関する記述が特に問題です。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110330/edc11033021560014-n1.htm

外国人参政権、自衛隊、天皇…どう書かれているか
2011.3.30 21:53

クリックして拡大する

社会科の地理や公民の教科書では、北方領土に加え、竹島、尖閣諸島が取り上げられた
 公民の教科書などでは、憲法上などの問題も指摘されてきた永住外国人の地方参政権のように、社会的に意見が分かれる問題も取り上げられているが、一方的な記述が目立つ。

 外国人参政権については、在日韓国人・朝鮮人に対する「差別」関連の項で取り上げた教科書がほとんど。「選挙権はなお制限されている」(日本文教出版)、「世界には…地方自治への参政権を認める国もある」(帝国書院)などと、明らかに賛成意見に基づいた記述になっており、参政権は国民の権利という原則は軽視された。

 自衛隊については憲法違反とする意見をあえて強調するほか、国際貢献などの活動を冷淡に扱う記述が目立った。戦争放棄などの憲法9条を理由に「武器を持たないというのが日本国憲法の立場ではなかったのかという意見もある」(東京書籍)などと否定的な見方を紹介。育鵬社や自由社が国際貢献や災害出動などで高い評価を受けている事実を強調しているのとは、対照的だった。

 天皇についても、現憲法下では儀礼的な国事行為を行っている点ばかりを強調。戦前については、大日本帝国憲法にはなかった「天皇主権」などの表現を使って、政治への直接的関与を強く印象づける教科書が多い。

 育鵬社と自由社は公民と歴史の教科書で、統治上、天皇の存在が重要であることを強調。「直接政治にかかわらず、中立・公平・無私な立場にあることで日本国を代表し…国民の統合を強めたりする存在」(育鵬社)などと記述している。

 大日本帝国憲法下でも、法の下、政治を実質的に政府や議会などにまかせ、立憲君主的にふるまっていた事実も記述した。(菅原慎太郎)
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by seikouudokunohito | 2011-09-26 20:52 | 書評 教育 | Comments(0)

道徳の教科書・実践編   

2011年 07月 24日

道徳の教科書・実践編/渡邉毅/PHP研究所/2007

私は、道徳というものは下手をすると偽善の世界に入り込むものではないかと思うのである。

一つのたとえであるが、
キリスト教会が、日本人奴隷を売買した南蛮貿易を含め、世界の奴隷貿易を見て見ぬふりをした
オランダが植民地のインドネシアでやった虐殺行為に謝罪せず、日本だけには謝罪を要求した
日本のマスコミの大半が一時期、アメリカの軍事活動は非難するが、中国のチベットなどで行った非人道的行為は黙殺した
共産主義者であるが、実は資産の大半が株式だった

これらの事例は、道徳の欠如から来ると言ったら言い過ぎだろうか?

この手の本でいい本かどうかを見分けるのは難しいので、私はある場所で平積みみなっているかどうかを判断基準として購入するかどうかを決めている。
その場所とは、あの靖国神社の遊就館の売店である。

読んでみてなるほどと思ったことがいくつかある。
この本は道徳の教科書のレッスンプランの本なのだ。
つまり、能力も倫理感も喪失してしまった日教組組合教師のためのトラの巻でもある。

しかし、この本に書いてある原因をつくったのは、敗戦直後の社会を担った階層である。その人たちは現在75歳前後であると推定している。

従って、この本の読者は、この世代の誤った歴史観、倫理感を正すのにこの本を用い、そして、このレッスンプランを参考に家族に話しかける必要がある。
学校向けには、自費で購入して寄付する方法があるだろう。
そうやって、地域社会ぐるみで偏向した日教組教育を正していくべきであり、この本はそのための道標ともなりうる本である。

しかし、勘違いしないでいただきたいのだ、学校が教えないのが問題なら、教員の質が低下してそれが問題なら、親が子に自分で教えるのは当たり前のことだ。
親としての義務から逃げて、学校や教員や教育制度のせいにして正論を語ったつもりでも何の改善にもならない。
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by seikouudokunohito | 2011-07-24 07:25 | 書評 教育 | Comments(0)