カテゴリ:書評 歴史( 279 )   

渡部昇一の少年日本史   

2017年 10月 04日

渡部昇一の少年日本史/渡部昇一/致知出版社/2017

日本人にしか見えない歴史の虹という概念を説明する、歴史の見方から始まり。日本史上の重要史実についてコンパクトかつ中高生向けにわかりやすく書かれた、歴史教科書の最高の副読本。

西尾幹二の「国民の歴史」という本もあるが、こちらの方が良質。
平泉澄の「少年日本史」の兄弟本ととらえる向きもある。
刊行時期から渡部昇一の遺作として位置づけていいだろう。




内容紹介

博識、鋭い論説で知られ、86歳で逝去された著者が、若い世代に向けて綴った日本通史の決定版。神話から現代まで、この1冊ですべてが学べます。
神武天皇に始まり、楠木正成や徳川家康といった人物はもちろん、日本精神を培った「教育勅語」「五箇条の御誓文」、第二次世界大戦、元寇、国造りに至るまで、転換 点となった出来事を詳説。日本人なら知っておきたい日本史のエッセンスがこの一冊にまるごと凝縮されています。
「歴史とは、単なる事実の積み重ねではなく、歴史的事実という水滴を、日本という場所、現代という時代から、日本人の目を通して眺めた時に見えてくる『虹』のような もの。それこそ日本人にしか見えない虹、国史(=国民の歴史)である。自分の目に虹として映るような国を持てるということが何よりも幸いである」と著者は述べていま す。
日本に生まれたことを誇りに思えるようにと、最後まで日本と日本人の行く末を案じておられた著者。その切なる思いを託した、次世代への“遺言"とも言える一書です 。


【おすすめ 1】
日本通史の決定版
~神代から、古代・中世・近世・近代・現代までをこの1冊に網羅~

【おすすめ 2】
渡部昇一氏が若き世代に託した“遺言"
~「これからの日本を担う若者たちのために」との祈りを託して綴った絶筆~

【おすすめ 3】
贈り物にも最適
~お子様やお孫様へのプレゼントにもおすすめ~

【目次】

◆序 論 日本人にしか見えない虹を見る【歴史の見方】

膨大な歴史的事実の中で、ある国の国民の目に映るものを「国史」という
歴史の史料には文献(リテラトゥール)と遺跡(リアリエン)の二種類がある
卑弥呼や邪馬台国が出てくる『魏志倭人伝』のニュースソースは噂話?
記紀神話にいきいきと描かれている黎明期の日本の姿

◆第一章 神話と歴史が地続きになっている国【神代・古代】

【国造り】男女がそれぞれの役割を果たしながら協同で造った国・日本
【高天原】天照大神とスサノオの物語から見えてくる皇室の起源
【神武天皇】神話時代と歴史時代の境目に立つ初代天皇
【記紀】日本の古代を記した『古事記』『日本書紀』の作られ方
【日本人の起源】日本民族の祖先は南の島から船に乗ってやってきた

◆第二章 遠い祖先たちが生きていた古代日本の姿【古代】

【日本の根本精神】神武天皇が即位式で唱えた世界初の人種平等思想「八紘一宇」
【日本武尊】日本武尊の東征が教える古代天皇族の姿かたち
【三韓征伐】神功皇后の三韓征伐が示す古代日本と朝鮮半島の関係
【仁徳天皇】〝品が良くてつつましやか〟という皇室の原点を仁徳天皇に見る
【仏教伝来】神の国であった日本で初めて仏教を重んじた用明天皇
【推古天皇】蘇我馬子に暗殺された崇峻天皇の後を継いだ日本初の女性天皇
【十七条憲法】第一条「和を以て貴しと為す」の裏にある神道派と崇仏派の確執
【遣隋使】隋の煬帝を怒らせた聖徳太子の国書に書かれていたこと
【大化の改新】蘇我氏の野望を砕き、古代日本の〝近代化〟を目指した天智天皇
【壬申の乱】女帝が出現する背景には必ず皇室の争いがある
【古事記】漢字の音によって日本語を表すことを考えた太安万侶の大発明
【万葉集】天皇から下層民まで、『万葉集』の採用基準となった「和歌の前での平等」
【藤原時代】初めて臣下から皇后を出した藤原氏の女子教育
【奈良の大仏】官民一体になって造り上げた世界一巨大な鋳造仏
【正倉院】慈愛に満ちた光明皇后が残した世界最古の博物館
【百万塔陀羅尼】グーテンベルグより六百五十年前に実在した世界最古の印刷物
【和気清麻呂】皇位を奪い取ろうとした道鏡の謀略を阻止した和気清麻呂の活躍
【菅原道真】学問の神様として有名な菅原道真は怨霊として恐れられていた
【紫式部】国文学勃興の時代に生まれた世界初の長編小説『源氏物語』
【藤原道長】絶対権力を我が物にした藤原道長が天皇になろうとしなかった理由

◆第三章 武士政権の誕生と荒ぶる天皇の逆襲【中世】

【源氏】前九年の役・後三年の役によって生まれた東国武士団
【白河上皇】不倫騒動から始まった白河上皇と鳥羽天皇の確執
【保元の乱】源氏と平氏が台頭した保元の乱と崇徳上皇の呪い
【平治の乱】源義朝を破って武士の頂点に立った平清盛
【源平合戦】栄華を極める平家に対抗して挙兵した源頼朝
【源頼朝】平家の滅亡と頼朝・義経兄弟の反目
【幕府の誕生】朝廷と幕府が並立する二重構造の政治体制が完成した鎌倉時代
【承久の乱】武家が皇位を決める一大転機となった後鳥羽上皇の反乱
【貞永式目】明治維新まで続く武家の根本原理となった北条泰時の貞永式目
【北条政子】武家社会に生きる女性の生き方を示した尼将軍の「女の道」
【禅宗】北条時宗のゆるぎない精神を培った禅宗の教え
【元寇】蒙古の侵略に吹いた二度の神風と幕府の疲弊
【南北朝時代】皇室が二つに分かれて戦った南北朝時代はなぜ起こったか
【建武の中興】天皇親政を実現した後醍醐天皇の執念と武士たちの活躍
【楠木正成】日本人の心に根付いた楠木正成・正季兄弟の「七生報国」の精神
【神皇正統記】南朝の正統性を明らかにした北畠親房の大著『神皇正統記』
【わびさびの源流】応仁の乱に背を向けた天才・足利義政の育てた日本文化

◆第四章 信長・秀吉・家康の時代から江戸幕府の興亡へ【近世】

【戦国時代】下剋上の時代の先陣を切った北条早雲と朝廷の困窮
【織田信長】柔軟な思考と圧倒的な行動力で日本の近世を切り開いた天才武将
【豊臣秀吉】庶民から成り上がって日本を統一した政治力と老醜をさらした晩年
【朝鮮出兵】秀吉の死によって消化不良のまま終わった朝鮮の役
【徳川家康】忍耐の人に天が味方した全国統一までの道筋
【徳川幕府】二百五十年の平和を築いた長子相続というシステム
【学問尊重の時代】平和な時代がもたらした学問と文化の発展
【元禄時代】信用貨幣という考え方を提唱した経済学者荻原重秀の先見性
【享保の改革】武士を喜ばせ、町人を困らせた徳川吉宗の「享保の治」
【田沼時代】後世の評判は悪いが庶民文化を花開かせた田沼意次
【寛政の改革】清く正しすぎて息が詰まると皮肉られた松平定信の清貧の改革
【天保の改革】娯楽を規制し過ぎて庶民から嫌われた水野忠邦の改革
【尊皇攘夷論】黒船の出現に動揺する幕府と尊皇攘夷論のうねり
【安政の大獄】開国の選択は正しかったが、そのやり方に失敗した井伊直弼
【公武合体論】公武合体論を後押しした二人の名大名――島津斉彬と毛利敬親
【小御所会議】公武合体の流れを一日にして引っ繰り返した小御所会議の決定
【鳥羽・伏見の戦い】幕府軍を意気消沈させた官軍の象徴「錦の御旗」の威光

◆第五章 新しい日本の創生と欧米列強の圧力【近代】

【五箇条の御誓文】「復古」と「維新」の二つの実現を目指した明治維新
【岩倉使節団】富国強兵と殖産興業――欧米視察で見えてきた近代日本の進む道
【征韓論】維新の功労者・大西郷の説得力と悲劇的な最期
【憲法制定】不平等条約を改正するためには何が必要かと考えた伊藤博文
【教育勅語】明治天皇の指示によって定められた「教育勅語」の普遍性
【渋沢栄一】私利のためではなく国のために生きた資本主義の父
【三国干渉】日清戦争勝利の喜びに冷水を浴びせかけられた三国干渉の屈辱
【日露戦争】五百年に一度の大事件だった日露戦争での日本の勝利
【日英同盟】「高貴ある独立」を貫いていたイギリスが日本と同盟を結んだ理由
【韓国併合】反対論の強かった韓国併合が実行されたのはなぜか
【大正デモクラシー】自由な時代の空気を一変させた関東大震災と社会主義
【第一次世界大戦】世界五大国にのし上がった日本に対するアメリカの警戒心
【ヴェルサイユ条約】日本の人種差別撤廃の提案を一蹴したアメリカの本心
【軍縮の時代】日本潰しの舞台となった軍縮会議とパリ不戦条約
【世界大恐慌】アメリカの保護主義政策が引き金となった大恐慌
【社会主義】共産主義運動の激化を見越して制定された治安維持法
【五・一五事件】軍隊に入り込んだ社会主義思想と政党政治の堕落
【二・二六事件】青年将校たちの反乱を瞬時に終わらせた昭和天皇の一言
【軍部大臣現役武官制】軍部の独走を許した軍部大臣現役武官制の復活
【満洲事変】「王道楽土」をスローガンにアジアで最も栄えた満洲国
【支那事変】満洲をめぐって勃発した支那事変とノモンハン事件
【近衛内閣】昭和史最大の謎、近衛内閣はなぜ支那事変を継続したのか
【ハル・ノート】東條英機の和平交渉とアメリカの最後通牒
【歴史のイフ】日本が対米戦争に負けなかったかもしれない三つの可能性

◆第六章 日本の底力を見せた戦後の復興【現代】

【ポツダム宣言】ソ連の仲介を期待したために遅れたポツダム宣言の受諾
【日本国憲法】現在の日本国憲法が占領軍による占領基本法であるという理由
【東京裁判】有罪という結論ありきで行われた東京裁判とA級戦犯の真実
【朝鮮戦争】日本の独立を後押しした共産主義国への認識の変化
【マッカーサー証言】「日本の戦争は自衛のためだった」と認めたマッカーサー
【サンフランシスコ講和条約】外務省の第十一条解釈変更が生んだ靖国問題
【エネルギー問題】今も昔も〝エネルギー〟が日本の生命線を握っている


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by seikouudokunohito | 2017-10-04 07:54 | 書評 歴史 | Comments(0)

日本がつくる新たな世界秩序   

2017年 08月 27日

日本がつくる新たな世界秩序/渡部昇一/徳間書店/2015

タイトル的には現代的視点から書かれた政治の本と読めるが、中身的にはプロパガンダ戦を意識した歴史書。
南京虐殺、歴史認識論争において弱いアメリカ、移民受入れは先住民虐殺によって拡大したなどについて、歴史的側面からわかりやすくまとめた本。
歴史に関心ある方なら、筋が通った歴史書として一読しておくべきだ。


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by seikouudokunohito | 2017-08-27 19:33 | 書評 歴史 | Comments(0)

「闇の奥」の奥 コンラッド・植民地主義・アフリカの重荷   

2017年 08月 03日

「闇の奥」の奥 コンラッド・植民地主義・アフリカの重荷/コンラッド/藤永茂訳/三交社/2006

ベルギー国王レオポルド二世によるコンゴの私的支配、それも現地黒人を奴隷化した地下資源収奪を告発した歴史書。
イギリスは、この時代既に、奴隷貿易をやめているとされるが、遅れて植民地支配に乗り出したベルギーの暗部が垣間見える本である。


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by seikouudokunohito | 2017-08-03 08:36 | 書評 歴史 | Comments(0)

英国機密ファイルの昭和天皇   

2017年 06月 16日

英国機密ファイルの昭和天皇/徳本栄一郎/新潮文庫/2009

大東亜戦争前後の昭和天皇を取り巻く、諸情勢について、英国史料を中心に分析した本。
昭和天皇は、吉田茂大使に、日英戦争回避を託したそうだが、その吉田茂は、政府の意向を確かめもせず、好き勝手に交渉した、つまり、戦争回避ではなかった可能性がある。
さらに、白洲次郎については、戦後、英国利権の代弁者として記述されており、吉田茂、白洲次郎のダーテイな部分を知る手がかりとなりそうな一冊と言えそうだ。


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by seikouudokunohito | 2017-06-16 04:48 | 書評 歴史 | Comments(0)

インド・ユダヤ人の光と闇 ザビエルと異端審判・離散とカースト   

2017年 06月 04日

インド・ユダヤ人の光と闇 ザビエルと異端審判・離散とカースト/徳永恂、小岸昭/新曜社/2005

ユダヤ人の歴史的経緯、ユダヤ人属性の定義と解説、ザビエルの異端審判などについて載っている異色の歴史書。
世界史の見方が一変すると言っていいだろう。
特に、ザビエルについては、来日前において、キリスト教異端審判主導し、数々の処刑に係わった人物であり、日本史上は危険人物として扱わなくてはならないと考えるのである。
世界史の教科書執筆者は、ザビエルの裏の素顔を知らない点において、歴史を知らないのではないか、そのことがわかる本である。


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by seikouudokunohito | 2017-06-04 14:33 | 書評 歴史 | Comments(0)

戦争と共産主義   

2017年 04月 26日

戦争と共産主義/三田村武夫/呉PASS出版/2015


1950年に出版された同名本の復刻本。
ゾルゲ事件の尾崎秀實の手記、記事、当時の共産主義者たちの考え方について、著者は職務上得た知識を駆使し、分析した。
著者の分析はこうだ。謀略工作として、共産主義的論理のマジックで当時の軍人たちを洗脳、官僚を軍人の言いなりになるように仕向け、敵国をソ連ではなく米英に向けさせ、勝てるはずのない米英相手の戦争に絶対に妥協しないような世論を形成し、敗戦革命を導くとしたもの。
巻末に史料価値ある情報が多数掲載されている。
近現代史に関心ある方なら、共産主義者たちの論理のトリックに関心ある方なら、所蔵すべき一冊である。


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by seikouudokunohito | 2017-04-26 07:37 | 書評 歴史 | Comments(0)

日本人が知らない最先端の世界史   

2017年 03月 29日

日本人が知らない最先端の世界史/福井義高/祥伝社/2016

ヴェノナファイル、ヴァシリエフノートに加えて、アメリカの歴史学界の動向、歴史修正主義がどう扱われてきたか、汪兆銘政権秘話、いろいろと読みどころ満載の本である。

従って、近現代史に関心を持たれている方なら、読むべき一冊となるのであるが、著者はさらっと書く癖がある。ある人はこう言っていたこれに対し別の人がこう言っていたという感じで、物語風にまとめてしまう傾向がある。特に、肝心なところで史料の提示がないのが気になる。テーマ的には面白いネタが揃っているのだが、著者が語りたがった、歴史の虹は一体何なのか、あちこちに分散しているような気がするのである。
もう少し論理的に書いていただければ、もっと評価が上がる本ではないかと思う。


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by seikouudokunohito | 2017-03-29 20:06 | 書評 歴史 | Comments(0)

ミカドの国を愛した超スパイ ベラスコ 今世紀最大の生証人が歴史の常識を覆す!!   

2017年 03月 26日

ミカドの国を愛した超スパイ ベラスコ 今世紀最大の生証人が歴史の常識を覆す!!/高橋五郎/徳間書店/1994


ユダヤ史、昭和史、ナチス史を絡ませた、ノンフィクション本。
イスラエル建国に至るユダヤ人の動き、大東亜戦争とクエーカー教徒人脈の動き、ナチスの介在、一見まとまりがない内容であるが、起きていた事実の背景に潜むものが何であるのか、著者はベラスコとの接触を通じて表現しようとしている。
ネットで引用が多く、重要箇所が読める。それは、この本が労作であるということを意味している。


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by seikouudokunohito | 2017-03-26 07:58 | 書評 歴史 | Comments(0)

権力の影 外交評議会「CFR」とアメリカの衰退   

2017年 02月 24日

権力の影 外交評議会「CFR」とアメリカの衰退/ジェームス・パーロフ/馬野周二訳/1992


国際金融資本に、支配されおもちゃにされているアメリカ政治について、外交評議会という組織を通して検証を試みた本。
アメリカは、彼らによって発展させれら、軍事大国化させられ、戦争させられ、今は難民を受け入れさせられている。
難民受け入れというのは、派手な戦争がしにくいので、代替手段としてアメリカを劣化させようとしているととれる。

金持ちが、国家丸ごと劣化させ、狙うのは、人類全体の奴隷化計画ということになるのだろう。

トランプ大統領は、彼らと対峙する勢力に位置づけられる。
当然、暗殺のリスクに晒されている。
本書の最後に、撃墜された大韓航空機に搭乗していた、マクドナルド下院議員、その妻、令息の画像がある。
マクドナルド議員も、外交評議会を通じてアメリカを支配してきた正体を知り、取り戻そうとしたのであろう。

本書が刊行されて25年経過した。
しかし、内容的に古さを感じない。翻訳もこなれている。
馬野周二氏が手がけた本は、もっと評価されるべきだ。埋もれさせてはならない本という意味である。


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by seikouudokunohito | 2017-02-24 16:15 | 書評 歴史 | Comments(0)

「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!   

2017年 01月 24日

「反日中韓」を操るのは、じつは同盟国・アメリカだった!/馬淵睦夫/ワック/2014

ロシア革命はロシアとユダヤ金融資本の積年の対立の結果ひき起こされたもの、国際機関の主権制限、アメリカの歴史は通貨発行を巡る戦い、ホワイトハウスもウオールストリートも社会主義者だらけ、というテーマに沿って、馬淵睦夫の持論が展開された本。
史料的価値は左程なく、読み物して評価されるに過ぎないが、あと半世紀もすれば、書いてあることと証拠が一致するのではないかと、私は予想する。

ウオールストリート、すなわち、国際金融資本家たちが社会主義者だったことで、歴史的に不可解だった近現代史のシナリオが説明がつく、ことは驚きである。

おそらく、事実はそうなのだろう。


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by seikouudokunohito | 2017-01-24 14:19 | 書評 歴史 | Comments(0)